太ももの裏側が痛い 気になる足の痛みハムストリングス症候群かも

ham

お尻から、太ももの裏側に痛みがある、椅子に長時間座るのがつらい。

これらの症状から、どんな病気を想像されるでしょうか?

実は、坐骨神経痛と間違われることが多い、ハムストリングス症候群という病気の可能性があります。

今回は、足の痛みの中で「太ももの裏側の痛み」の原因となるハムストリングス症候群について解説していきます。

ハムストリングス症候群 ハムストリングスとは?

大腿四頭筋など、太もも前面には大きな筋肉があります。
ハムストリングスとは、太ももの裏側の筋肉のことを総称した呼び方で、大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋の大きな3つの筋肉から構成されています。
骨盤の下から膝の裏側までをつなぐ筋肉です。

このハムストリングスの主な働きは「膝関節の屈曲」です。どんな体勢を取っても「膝の動きが柔軟であること」は大切です。
バランスを取る上でも、体全体を動かす上でも膝の柔軟さは欠かせません。

坐骨神経痛と混合されやすいハムストリングス症候群

ハムストリングス症候群とは、ハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)に負担がかかって炎症を起こしてしまったり、硬くなって萎縮した状態になり痛みを感じる病態です。

太ももの裏側、坐骨神経の通る場所に痛みが現れやすいことから、坐骨神経痛と混合されやすいです。

坐骨神経痛とは、腰から足にかけて走行している坐骨神経が、何らかの原因で圧迫・刺激を受けて現れる神経痛の一種です。
腰痛、お尻や太ももの後ろ~足先などがピリピリ痺れたり、痛みがでたりと辛い症状です。症状の範囲や強さは人それぞれです。

ハムストリングス症候群の原因は?

ハムストリングス症候群はなぜ起こるのでしょうか?
脚の筋肉の使い過ぎ、立ち仕事による過度の疲労などが主な原因です。
近年、姿勢の悪さからハムストリングスに負担がかかることが分かっています。猫背、腰痛をかばう癖のある歩き方、浅く椅子に腰かける姿勢などを続けることによってもおこります。

ハムストリングス症候群の症状は?

ハムストリングスの主な働きは「ひざを曲げること」です。
そのため、膝を曲げ伸ばししたときの痛み、太ももの裏側の痛み、股関節の痛みや曲げ辛さ、などが現れます。

安静に椅子に座っていたとしても、「椅子に座る」という動作には「膝を曲げる」という体勢が不可欠ですので、ハムストリングスは働いている事になります。
このため、体を安静にしていても痛いと感じるわけです。

ハムストリングス症候群は怖い病気?

命にかかわる病気ではありませんし、ハムストリングス症候群で歩けなくなるなどの歩行障害がでることはまずありません。

しかし、高齢になるにしたがって脚の柔軟さは、長生きと健康を左右する重要なカギを握ります。
膝が曲がりにくかったり、足の痛みが常に存在している状態では、ほんの小さな段差でも躓いたり転んだりしやすくなります。
骨折や外傷は、「寝たきり状態」に移行する大きな要素なのです。

ハムストリングを柔軟に保ち、しなやかな足を作りましょう。

ハムストリングス症候群の治療は?

痛みの症状が強い場合は、歩き回ったりストレッチしたりせず、安静にして筋肉を休息させます。痛い時に無理に揉んだり、温めすぎることは逆効果です。
湿布薬を貼付し、炎症を抑えます。

まず、足の痛みの原因をはっきりさせるため、病院を受診しましょう。

ハムストリングス症候群の予防は?

yogaga

日常生活で、悪い姿勢にならないように注意し、適度なストレッチを行うこと、疲れをため込まないことです。
筋を痛める恐れがあるため、ストレッチはやりすぎは禁物です。
病院やクリニック、整骨院などで正しい方法を指導してもらうことをお勧めします。

まとめ

いかがでしたか?
ハムストリングス症候群という言葉自体、初めて聞かれた方も多いと思います。
最近では、某テレビ番組で特集されたりと、徐々に予防の必要性が広がりつつある病態です。

足の痛みの原因、解決したいですよね。健康な足は長寿の秘訣です!
安易に自己判断せず、医師の診断を受けて治療・予防行動を行いましょう!

サブコンテンツ

このページの先頭へ