関節リウマチで起こる足の痛み 早期発見のポイントとは

関節リウマチ 実は働き盛り世代の病気

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関節リウマチという病気を耳にされたことはあると思います。
どんな世代の人がかかりやすい病気か、「お年寄り」のイメージが強いかもしれません。

しかし、実は発病は30歳代~50歳代がもっとも多く、早い人では20歳代で発病します。
また、若年発症型のリウマチは15歳ごろに発症します。

働き盛りで多忙な世代の病気と言えます。

関節リウマチが進行して起る関節の変形は、お年寄りに多く見られるため「リウマチ=お年寄り」というイメージがあるものと思われます。

足の痛みの原因 関節リウマチ

足に痛みを感じ、日常生活に支障をきたす病気は様々です。
関節リウマチもその一つです。

関節リウマチは、全身疾患ですが、足の痛みとなる原因は「滑膜」という関節を包む膜の部分に炎症を起こすこです。炎症が痛みと変形を引き起こします。

つまり、関節リウマチで起こる足の痛みは「足の関節の痛み・腫れ・変形」です。

関節リウマチは「自己免疫疾患」

原因は完全に解明されていません。
本来、体外からの侵入者から自分を守る働きである「免疫」の異常であることがわかっています。
自分の免疫細胞が、関節に炎症を引き起こします。

女性に多く見られますが、女性特有の病気というわけではありません。

関節リウマチの診断は、検査に基づいて、行われることが必須です。見た目と症状だけでは診断不可能です。
早期発見で薬物療法を始めることにより病気の進行を食い止めることが出来るようになっています。

典型的な初期症状 朝のこわばり

関節リウマチは、いきなり足が痛くなり急激に腫れる・・・・といった経過はありません。

微熱、だるさなど「疲れかな」と見過ごすような症状から始まることが多いのです。

典型的な症状は、「朝のこわばり」と呼ばれる関節の動き難さです。
朝の起きた時に、手や足がこわばった感じがして動かしにくい、動かしにくいうえに痛みがあるといった症状です。
手の症状で自覚することが多く、パジャマのボタンが外せない、お茶の蓋が開けられない、ふきんが絞れないといった事が挙げられます。
起きたてがひどく、日中になると改善する傾向があります。

採血検査で診断できる 関節リウマチ

関節リウマチは「自己免疫疾患」ですので、「リウマチ因子」「抗CCP抗体」という採血検査で診断可能です。
これは、自分の体を攻撃している病態の証明です。
しかし、発症早期には陽性とならない事もありますので、症状の経過と共に再検査が必要です。

また炎症反応(CRP)も高値となる場合がありますが、これは全ての炎症反応で上昇するため、リウマチだけに特異的な検査ではありません。感染症や肺炎、膀胱炎、心筋梗塞などいろいろな病気で高値となります。

関節リウマチは関節だけの病気か

関節リウマチの症状は、関節の痛みや腫れだけではありません。血管の炎症、貧血、肺の炎症など複雑で多様な症状が出てきます。
手足の痛みに局所的に対応するだけではいけません。

鎮痛剤を飲み続けたり、湿布を貼って対応するだけでは不十分です。関節の変形は「骨破壊」と呼ばれる状態で、発症後一定期間をすぎると急速に進むと言われています。

必ず医師の指示に従って、治療を継続してください。

関節リウマチ 関節変形の段階

関節リウマチによる関節の炎症、変形は段階的に進行します。

最初は、外観上変形は無くレントゲンなどの画像診断でも骨・軟骨に異常がない状態。⇒骨と骨の間にある軟骨が変形・破壊され、関節の中で骨の間隔が狭まった状態⇒炎症による滑膜の増殖で、骨・軟骨が破壊された状態
⇒骨同士が密着・固定され変形してしまった状態

この炎症が起こっているすべての段階で、痛みを感じることがあります。
この変形は、手の指の関節でもっともよく現れます。足の関節変形では、強度の外反母になってしまうこともあります。

関節リウマチ 早期発見が大事

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関節リウマチ自体は、自己免疫疾患ですので原因を根治することは無理です。
しかし、症状を見逃さず早期発見、診断することによって、日常生活に支障をきたし足の痛みの原因となる「関節の炎症・腫脹・変形」を食い止めるできます。

この症状が速やかに良くなっていくことを「寛解状態」といいます。

痛みどめ・ステロイド薬・抗リウマチ薬を組み合わせ処方されます。副作用も少なくない為、医師や薬剤師に服用上の注意を十分確認し指示に従ってください。

まとめ

いかがでしたか?
お年寄りの病気だから関係ない、という先入観を持たず思い当たる症状があれば早めに受診しましょう。

関節リウマチは治療できる病気です。
明るい毎日を送るため早期発見・早期治療し足の痛みからも解放されましょう。

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