バージャー病の原因は?治療法、初期症状は脚のしびれ?

バージャー病ってどんな病気なの?

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バージャー病という病気を聞いたことがあるでしょうか。おそらくあまり多くの人は聞いたことがないのではないかと思いますが、簡単に説明すると、四肢の末梢血管が閉塞する病気です。正式には閉塞性血栓性血管炎という病気です。

 

四肢つまり手足の先端の細い血管が詰まるのですが、これによってどのような症状が引き起こされるのでしょうか。

 

まず、第一に痺れや麻痺といった症状が出ます。ちょうど長時間正座を続けた時のような状態です。長時間正座を続けるとだんだんと感覚がなくなってきて、次第に皮膚の色が紫っぽく変色していきます。これも膝から下に血液が行き渡っていないことで起きます。

 

そして症状が進行していくと手足が壊死していきます。血液は酸素や栄養素なども運んでいます。手足に血液が行き渡らないということは、手足の先端の細胞に酸素や栄養素が行き渡らないということ。そのため、壊死してしまうのです。

 

このバージャー病は、手足が壊死してしまう非常に恐ろしい病気ながら、明確な原因がわかっていない難病とされています。しかし、最近ではバージャー病と関係が深いと思われる事柄が出てきました。

 

まず一つ目が喫煙です。タバコに含まれるニコチンは血管を収縮する効果があります。バージャー病を患っている場合、血管に炎症が起きることで動脈が閉塞してしまいます。ニコチンが直接に原因にはなりませんが、喫煙によって血管を収縮させることはバージャー病の症状に拍車を掛けることになるでしょう。

 

また、歯周病も関係が深いことが分かっています。歯周病は歯周病菌によって引き起こされますが、歯周病菌は血管内に塊を作ってしまうことがあるのです。これにより血管が詰まってしまうこともあります。

 

 

バージャー病は早期発見で回復できる病気ですai2

 

バージャー病は難病というだけあり、治らない病気と言われています。その昔は手の施しようがなく、壊死していく手足を切断するしかありませんでした。

 

しかし、今では早期発見することで症状の進行を遅らせることができますし、うまくいけば回復することも可能です。そのためには初期症状を知っておき早期発見をしなければなりません。

 

バージャー病の初期症状は手足のだるさです。血液が行き渡っていないことから、だるさを感じるようになります。特に足に関しては、歩く際に負担がかかるため、痛みを感じたり、疲れを感じたりすることがあり、長時間立つことや歩くことが困難になっていきます。

 

この痛みは次第に強くなり、皮膚の色も変化していきます。ここまで行くとバージャー病はかなり進行していると考えられます。この状態になってしまう前に症状を見抜き、病院で検査をしてもらいましょう。

 

 

バージャー病を治療するには

 

バージャー病は明確な原因がわかっていないため、完全に治療できる治療方法が確立しているわけではありません。しかし、いくつか効果的な治療方法は見出されています。

 

まず医師が勧める治療方法は禁煙です。前述したとおり、喫煙はバージャー病の症状に拍車を掛ける可能性が非常に高いです。それにも関わらず喫煙を続けてしまえば治るものも治りません。また、同様に歯周病治療も、バージャー病との関係を絶つことになるので効果的でしょう。

 

さらに最近では薬物治療やカテーテル治療なども効果が高いと言われています。

 

薬物治療では血管を拡張させる薬を服用します。血管が詰まることで発症するのであれば、血管自体を拡張させることで血液の流れを維持しようという治療方法です。

 

また、カテーテル治療は血管にカテーテルを通し、血流を促す治療方法です。バージャー病の場合、閉塞している血管は細い血管が多いので、カテーテルを通すことは非常に困難ではありますが、最近ではカテーテル治療の精度を上げて、バージャー病の治療に取り入れてられつつあります。

 

このように、いくつかの治療方法が実践されています。もちろん早期発見をすれば回復も可能ではありますが、これらの方法は確実に回復するものではありません。

 

初期症状を感じても病院で検査を受けないことはもちろんのことですが、上記の治療を受けていても喫煙をしてしまうなど、医師からの指示に従わない場合は、手足を切断しなければならないという悲惨な結果になってしまいます。

 

もしバージャー病の初期症状と思しき症状を感じた場合には、すぐに病院へ行くことをおすすめします。

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